獣医師の指示に沿って続ける、愛犬の投薬記録。
愛犬の処方に関する指示、実際に薬を与えた時刻、未解決の質問をひとつの記録にまとめます。この投薬記録テンプレートなら、世話をする人それぞれが実際の出来事を書き込めます。次の診察や相談にも、経過がわかる記録を持参できます。
コピーして使える投薬記録
処方された薬ごとに記録を作り、3つのパートをまとめて保管してください。ドキュメントやノートにコピーし、薬を与えた記録はその都度、記入欄を追加します。このテンプレートは、すでにある処方について記録するためのものです。治療計画を示すものではありません。
パートA:獣医師の指示
- 愛犬の名前:____________________
- 薬の名前(ラベルどおりに記入):____________________
- 処方した獣医師・動物病院:____________________
- 動物病院の電話番号・時間外の連絡先:____________________
- 現在の書面の指示(正確に転記、またはここに添付):____________________
- 指示の日付・出典:____________________
- 食事、薬の取り扱い、保管について病院から受けた指示:____________________
- 治療期間または見直し日(指示された内容のみ):____________________
- 元の指示書・説明書の保管場所:____________________
- 記録の作成者・作成日:____________________
パートB:薬を与えた記録
- 愛犬の名前・薬の名前:____________________
- 日付:____________________
- 予定時刻(獣医師の指示で指定されている場合):____________________
- 実際に薬を与えた時刻(午前・午後も記入):____________________
- 実際の出来事・不確かな点:____________________
- 薬を与えた人:____________________
- 記録した人:____________________
- 記入した日時(薬を与えた時刻と異なる場合):____________________
- 観察したこと・その日時:____________________
- パートCに記録した質問・病院への連絡内容:____________________
パートC:質問とその後の対応
- 獣医師・動物病院スタッフへの質問:____________________
- 関連する観察内容・日時:____________________
- 病院に連絡した日時:____________________
- 病院に連絡した人:____________________
- 回答した獣医師・動物病院スタッフ:____________________
- 回答を受けた日時:____________________
- 受けた指示(正確に記入):____________________
- 書面で確認した内容の保管場所:____________________
- その後の対応を担当する人:____________________
- 獣医師から指示された再診・その他の対応:____________________
- 対応を完了した日:____________________
予定の記入前に、指示を確認
米国食品医薬品局(FDA)は、薬のラベルを読み、その指示に従うよう勧めています。記録に書いた短い説明だけに頼らず、元のラベルと獣医師の指示をいつでも確認できるようにしてください。表現が不明確な場合や、2つの書類で内容が食い違う場合は、処方した病院に確認してください。
- 現在の薬のラベル、獣医師の指示書、受け取った説明書をそろえます。
- 記憶ではなく、それらの書類をもとにパートAを記入します。転記すると読みにくくなる場合は、元の指示書を添付してください。
- 見慣れない略語は自分で解釈せず、病院に確認します。FDAのガイダンスでは、略語の誤解が投薬ミスの原因のひとつとして挙げられています。
- 使用する記録をひとつに決め、愛犬の世話をする全員に保管場所を伝えます。
- FDAが勧めるとおり、薬は元のラベル付き容器に保管します。投薬記録は別の記録であり、ラベルの代わりにはなりません。
予定と実際の出来事を分けて記録
予定時刻の欄には予定を、実施時刻の欄には実際に薬を与えた時刻を記入します。記録する出来事があるまでは、実施内容の欄を空白にしておきます。後から記入する場合は、記入時刻と、報告された投薬時刻を分けて残してください。
- 自分が薬を与えた場合:与えた後に、実際の時刻と自分の名前を記入します。
- 別の担当者から薬を与えたと報告を受けた場合:その人の名前、自分の名前、報告に基づく記録であることを記入します。
- 事実が不確かな場合:完了扱いにせず、わかっていることと、まだ不確かなことを書きます。
- 記入欄が空白の場合:記録がない状態として扱い、何が起きたかを示す証拠とはみなしません。
これらは記録を整理するための区分であり、次にどの薬をどう与えるかを判断するための指示ではありません。観察内容は、何をいつ見たかという事実を記入します。たとえば「午前 8 時 15 分、朝食に手をつけていませんでした」と書けば、原因を決めつけずに観察したことを残せます。
投薬予定ではなく、記録の引き継ぎ例
以下は記録方法だけを示す架空の例です。記載の時刻は、推奨する投薬スケジュールではありません。午前中はアレックスがマイロの世話をし、その後ジョーダンが引き継ぎます。実際の薬の名前と指示は、パートAに記載します。
- 愛犬の名前:マイロ
- 薬の名前:パートAに記載しています
- アレックスの報告による実際の投薬時刻:2026 年 5 月 11 日 午前 7 時 40 分
- 薬を与えた人:アレックス
- 記録した人:ジョーダン。アレックスの報告に基づき、午前 8 時 10 分に記入しました
- 未確認事項:次回の診察予約日の確認が必要です
- 引き継ぎ内容:ジョーダンが予約について病院に連絡し、回答をパートCに記入します
- 現在の指示:共有記録に添付しています
大切なのは、実際に世話をした人と、記録を書いた人を区別することです。カリフォルニア大学デービス校は、診察時に伝える投薬情報は、実際に薬を与えている人から得るよう勧めています。その人が診察に付き添うとは限りません。
質問とその後の対応をつなぐ
FDAは、注意すべき副作用と再診が必要な時期を確認するよう勧めています。獣医師の回答は、誰が誰に連絡するかも含めてパートCに記録してください。再診時は記憶を頼りに経過を振り返るのではなく、投薬記録と現在の指示を持参します。
記録を共有する前に、各項目で愛犬の名前、薬の名前、日付、時刻、関わった人を確認できるか見直してください。未回答の質問は明確に示し、確認を担当する人の名前を書きます。記入済みのページは、その記録時点で適用されていた指示と一緒に保管してください。
メモと質問
記事の説明と合わせてご利用ください。わかっていることを記入し、不明な点は推測せず質問として残してください。
このページは記入内容を当社のサーバーに送信・保存しません。ページを更新したり離れたりすると、記入内容が失われることがあります。閉じる前にPDFに保存するか印刷してください。
このシートは情報を整理するためのもので、医療上の判断はできません。愛犬の体調が悪い場合や心配なことがある場合は、記入を待たずに獣医師に相談してください。